6月23日

2014年07月06日 10:30

 「沖縄全戦没者追悼式」で増田健琉君(小3年)詩を朗読。それを紹介したい。

詩題「空はつながっている」

 

ぼくのお気に入りの場所

みどり色のしばふに

ごろんとねころぶと

そよそよとふく風がぼくをやさしくなでる

遠くでひびくアカショウビンの鳴き声

目の前ではお母さんやぎがやさしい目で

子やぎたちを見まもっている

青あおと広がるやさしい空

 

でも

遠くの空の下では

今でもせんそうをしている国があるんだって

ばくだんが次つぎおとされ

なきさけびにげまわる人たち

学校にも行けない

友だちにも会えない

家族もばらばら

はい色のかなしい空

 

空はつながっているのに

どうしてかな

どこまでが平和で

どこからせんそうなんだろう

どうしたら

せんそうのない

どこまでも続く青い空になれるのかな

 

まだ子どものぼく

いのる事しかできない

どうか

せかい中のこどもたちみんなが

学校に行くますように

友だちとあそべますように

にこにこわらって

家族でごはんが食べれますように

夜になったら

すてきなゆめが見れますように

しあわせでありますように

いつか友だちになれますように

 

白い雲

ぼくの平和のねがいをのせて

この地球をぐるっとまわって

青い空にそめてきて

 

(この後、詩は続いている)