二人の方

2018年10月07日 10:30

今号は今年度のノーベル平和賞を受けた二人の方についてしるす。ひとりはデニ・ムクウエゲさん、いまひとりはナデイア・ムラドさん。新聞に記載された紹介文を転載する。

デニ・ムクウエゲさんはコンゴにて医師として性暴力被害者とされた女性たちの治療に当たり、女性たちへの生活支援や権利回復に尽力。2008年には国連人権賞、14年には欧州連合議会から優れた人権活動をたたえるサハロフ賞を受賞。

ナデイア・ムラドさんはクルド民族少数派のヤジト教徒。2014年に過激派ISに拉致され奴隷の扱いを受けレイプ拷問されたが三ヶ月後に脱出。その後はドイツを拠点にヤジド教徒の救済活動。16年に人身売買の被害者の尊厳を訴える国連親善大使に就任。欧州連合議会からサハロフ賞を受賞。

ノーベル平和賞委員会の委員長は受賞理由に「戦争の武器としての性暴力終

結に向けた努力」を挙げ、「自身を危険にさらしながらも、紛争下の性被害を明るみに出し、加害者の責任を厳しく追及してきた」と説明。

ナデイア・ムラドさんは記者会見で、「声を上げられない人々の声になり、正義を求めている人々のために立ち上がる」と今後の活動への決意を語った。ムラドさんは平和賞の賞金を何に使うかと問われて、「50万ドル(約5千6百万円)はISにとらわれた約3千人のヤジト教徒を取り戻すのに足りない。一人を取り戻すのに2万~3万ドルかかるのだから。」(ムラドさんは賞金の全てをそのために用い尽くすと語った。)

わたくしは新聞報道に接するまでお二方について存じていなかった。このような方がおられることを知り、ノーベル平和賞委員会に感謝する。

聖書では世界の歴史の危機に預言者が登場。預言者の登場はこの世界の歴史をみつめつづけている方がおられるということ、その方はある者に霊を与え真実をなさしめるということ、これを示す。わたくしはこのたびあらためて、聖書に証言されている神は今活きて働いておられる、そうおもわざるをえなかった。

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